親愛なる読者の皆様、こんばんは。海の向こうでは안녕하새요。ゴールデン・ウィークも終わりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。私はと言えば、メルカリで買った小麦粉で作るパンの味を想像しているところ。おっと、調理の前には手洗いをお忘れなく。当ブログでは感染拡大防止の観点から、端末の画面から2m離れて閲覧することを推奨しております。今夜は東洋随一のコリアンタウンを離れ、浜松町からお届けする「ハングル畑でつかまえて」。今回は当ブログのサンプリング元である某声優ラジオ番組リスナー向けに、番組内で扱われたK‐POPガールズグループを一挙に紹介。局所的な「メール投稿ネタ記事」ブームを横目に見つつ、1曲目に紹介するのはそれと全く関係の無い(笑)ステラ・チャンの「아름다워 (디깅클럽서울ver.)」です。近付いてきた夏に想いを馳せつつ、クリームソーダ・フレーバーの『ほろよい』を飲みながらどうぞ。
はい。「火気厳禁のハングル畑でつかまえて」、ダルゴナコーヒーは作る手間と味のバランスが取れてるのか気になる火気厳禁がお届けしております。作ったことはないです。
前回自分のYouTubeの宣伝しましたが、このブログにも「読者になるボタン」「スター」てのがあるんでそちらも押して頂けると嬉しいなと思いますよ。コメントも随時受付中。あとブログ関連ツイートのいいねRTも!(執拗)
本題に入る前に
今回のテーマは某声優ラジオ番組で紹介したK-POPガールズグループについて、ですが、その紹介に入る前にK-POPの持つ歴史と特徴について少し触れておかねばなりません。
そもそもK-POPは何故、日本や欧米に進出して活動するのか。韓国という国家は他の国に比べて人口が少なく、国内のみの活動では生み出せる利益が少ないため、外需を創出し、より分母の大きい市場に向かっていくことを選びました。
海外市場へ積極的に打ち出していくのに用いられたのが、Youtubeなどのインターネット動画サイトでした。ビジュアル・ダンス・楽曲が、早く、世界中に届けられるプラットフォームが整備されていくのに合わせてK-POPは人気を拡大していった訳です。*1
つまり、楽曲そのものだけでなくヴィジュアルも含めて1つの作品であり、MV見なきゃ魅力が100%伝わらないんですね。
ということで、K-POP専門番組ならいざ知らず、ラジオにリクエストして流してもらったところで布教行為としてそんなに有効ではないのでは? という懸念があり、今この記事を書いています。
そろそろ本題に入りますが、読者の皆様には紹介したグループに興味を持ったらMVをなるべく見て欲しいなと思います。もっと言うと興味無くてもとりあえず見て欲しいです(笑)。各グループが持つ世界観や楽曲の違いを楽しんで頂き、K-POPの世界に踏み込むきっかけになれば幸いです。
(K-POPビギナー&某声優ラジオ番組リスナー向けになると思いますので、Kポ玄人の方には少々物足りないかもしれません。あしからず)
IZ*ONE
言わずと知れたIZ*ONE。2018年10月デビューですが、初出は番組中でなくイベントの時にAKBの総選挙の話題になり、宮脇咲良さんは今IZ*ONEで〜という話で「お前それ!!!!!!!!!」て自分1人だけ沸いてた記憶があります。島宇宙化を感じますね。当時(2018年の年末の新宿)はあんだけアイドルファン集まってても言わずと知れてなかったですからね(笑)。
その時もえしが「センターの子かわいい、14歳でびっくりした」という話をしてたような気がしますが、『ハロドリ。』を履修しつつ有識者に話を聞くとハローの方が若くしてデビューする子いる気が……。
斯く言う私めもIZ*ONEがきっかけでKポ沼にハマった訳ですが、日本式アイドルとKポアイドルの出会い。という意味でかなり重要な存在であることは間違いないし、あの騒動があったとしてもやはり『PRODUCE48』は見るべきだと強く断言します。
itzy
2019年2月にTWICEを輩出したJYPエンターテインメントからデビューした大型新人グループitzy(イッジ)。
新人らしからぬ堂々としたパフォーマンスと、クールながら溌剌とした魅力を発揮し、新たなガールクラッシュの代表格として人気を博しています。IZ*ONEの最年少メンバーがデビュー時14歳という話を書きましたが、itzyの最年少メンバー・ユナはデビュー時15歳だった気がします。
itzyはTWICEの後輩にあたる訳ですが、TWICEやBLACKPINK、後述のRed Velvetもデビューから大体5年前後が経ち、こうした大手事務所でも世代交代の波が来つつあることは覚えておいて損しないはずです。多分。
YUKIKA
元ニコラモデル、元声優の寺本來可さんが『THE IDOLM@STER KR』を経てソロデビュー。
知ったきっかけはyoutubeのサジェストだったと思いますが、韓国で流行っているニュートロ(new+retro)を真っ向から行くシティポップ楽曲は正に「もっと評価されるべき」だと思います。1st来日公演100人くらいしか来てなかったよ……?
今年アルバム出すらしいので期待ですね。下は最近アップされた「I'm In Love」のカバー。これもメロウで沁みるぜ……。
Red Velvet
2014年デビューのRed Velvet。すこ。昔特集記事組んだので詳細はそちらに。
イベント参加時に放送作家のミラッキさんにYUKIKAさんの来日公演で仕入れたCD(レコード盤みたいなプリントがしてあって最高。これ今だと日本から韓国の盤買えるサイトじゃないと買えないんじゃないかな……)を渡し、ついでに壁を越えられるレコード会社についてお訊きして確認したところかけられる可能性が高かったためリクエストしたところ本当にかかりました。ありがとうございます。
彼女たちの所属事務所・SMエンタの良いところとして、単に歌詞を日本語に変えたver.を出すのに留まらず質の高い日本オリジナル楽曲を制作してくれるところが挙げられますが、番組でオンエアされた「#Cookie jar」も彼女たちが持つ可愛さとストレンジな雰囲気が共存する楽曲です。Red Velvetの楽曲が気になる方は2018年までの主要楽曲のメガミックス動画上がってるんでそれオススメです。
番組内でもえしが「女が惚れる女」「MVも見て欲しい!本当に顔が綺麗! とにかくもう美しい! 芸術品なので! あと普通にカッコいいしダンスも上手いしクオリティがめっちゃ高いので!」と評してて「せやろ!??!??!?!?!??!!?」と思った。そんな顔面ヘレニズム彫刻のRed Velvetちゃんの接近レポはこちら。はぁ……ウリタシマンナ……。
Rocket Punch
中堅事務所woollimからデビュー。『PRODUCE48』出演、元AKB高橋朱里さんが所属することで話題を呼び、そして楽曲も中々良いという注目の新人グループ。
このグループ以外にもプデュ出身の子達が所属する有力新人グループはいくつもあるし、何より同じく元AKBでプデュ出演の竹内美宥さんの韓国でのソロ楽曲リリース、そしてグループアイドルとしてのデビューが間近である。ということも漢GAMIるに、間違えた鑑みるに(笑)、AKB系列のセカンドキャリアとしてのK‐POPという流れを開拓したこともプデュの功績の1つだと思います。
OH MY GIRL
レッベルちゃんいけるならいけるやろーwとリクエストしたところ本当にかかったおまごるちゃんの特集記事はこちら。
韓国料理屋でMV見てもえしも知ってた、というか気になってたというおまごるちゃん。当ブログのもう1つのインスパイア元で、某氏が「Kカルチャーっていうのは今何かって言うと“飯食ってる間中PVが流れ続けてるカルチャー”ですよね。スポーツバーと似てて……」と言ってましたが、やはり食を軸にKカルチャーが薄く広く伝播していっている現状がありありと伝わってきて良かったです。
お分かりの通り日本デビューも既に果たしていて、なんだったら『Ray』のweb記事によく載ってるなどイマドキ女子は普通に知ってるんじゃないかなというグループ。もえしも「死ぬほど可愛い何あの子」と評したメンバーのビニちゃん(本名ペ・ユビン)は堀未央奈さんに似てるので普通のドルオタにもとっつきやすいのではなかろうか。他のメンバーもみんな可愛いし。個人的にはゆあたまが一番好きなのですが、スンヒの困り眉もかわいい。
ということで番組内で扱われたK-POPガールズグループの紹介でした。いや~~この他にもメールが採用されず紹介出来てないグループが山ほどあるんすよ……。もしお暇だったらブログの過去記事漁って頂ければ、いつか番組で紹介された時「これ進研ゼミでやったとこだ!」てなること請け合いです。よろしくお願いします。
あと当ブログで紹介した全楽曲をSpotifyプレイリストでまとめております。楽曲派の方はご活用下さい。
ということで、今回はこの辺で。また次回!!
*1:この辺の話は『K-POP 新感覚のメディア』に詳しく書いてあるので興味があれば是非