時の流れは早いもので、今年も残すところあと一週間とちょっと。思い返せば色々あった2021年、もはやアムノレが懐かしい。と、いうことで今回の特集は「火気厳禁が選ぶ!K-POPベスト・オブ・イヤー2021」。今夜の1曲目はSTAYCで「STEREOTYPE」です。
皆様アンニョン。火気厳禁です。
さて今回は「火気厳禁が選ぶ!K-POPベスト・オブ・イヤー2021」と題しまして、私が今年特に印象に残った楽曲、アーティストを7部門に分けて紹介していきます。
ちなみに去年のはここから見られます。
ベストアーティスト(グループ)
今年も百花繚乱色んなグループがK-POPシーンを賑わせた訳ですが、ま~~~~~~人気と稼働とを考慮すると今年のベストアーティストはTWICEでしょう。ということで今年のTWICEのリリース楽曲を振り返ってみましょう。
6月「Alcohol-Free」
7月「Kura Kura」
10月「The Feels」
11月「SCIENTIST」
12月「Doughnut」
5枚て!! しかもフルアルバム(『Perfect World』『Formula of love:T+O=<3』)2枚も含んでるし!!! トップアイドルがこんな稼働して色々大丈夫なのか?? 今年契約6年目だからギリギリまで稼働させるつもりなのか??? とJYPに疑いの目を向けてしまうほど多くの楽曲リリースとパフォーマンスを魅せてくれたTWICE。ありがとうございます。しかもなんと来年にはワールドツアーも控えています。ヤバい。
個人的MVPはRed Velvet。も~~~~一昨年の末から色んなことがあってこのまま契約満了しちゃうんじゃないかとすら思っていたのですが、今年はウェンディ、ジョイのソロ作に加え待望の完全体カムバックまで! ありがとう!! ところでライブツアー'La Rouge'の横浜公演の振替はいつですか……????
でさあ~~~~~~~~~~「Queendom」もめっちゃ良い曲だしさ~~~~~~~~~~~~~~~~。「すべて異なる色のRainbow」「雨が降ってもStrong and Beautiful」「もう一回始めてみようか これが私達のQueendom」ってさああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!! 待望のカムバックに相応しすぎるハッピーなサウンドとファン感涙必至の歌詞。で7年目のはずなのに契約云々の発表がないあたり全員契約延長の活動続行っぽいし!! 本当にありがとうございます。Red Velvetは私の生きる糧です。
ベストアーティスト(ソロ)
K-POPシーンはアイドルグループだけじゃない! ということでベストソロアーティストの紹介に参りましょう。今年のソロだとやっぱSOMI良かったよね。
「What You Waiting For」でのデビューから 年、元I.O.I、みたいな肩書も要らないくらいの人気と実力。楽曲の精力的なリリースとSNSでのバズも印象深いです。
ブログに取り上げた回数で言うと今年はyouraのことを書いた印象が強いですね。注目のSSWで、今年はソロEP「GAUSSIAN」、シングル「Rawww」に加えAPRO、CHANNEL 201らビートメイカーの楽曲に参加するなど業界内での人気の高さも伺えます。
とまあ色々書いてきましたが、今年のベストソロアーティストはBLACKPINKのLISAです。
ジェニ、ロゼに続きBLACKPINKからソロデビューを果たしたリサ。まさかのソロデビュー曲のタイトルが本名の「LALISA」! やっばい!! タイの伝統音楽を取り入れたゴリゴリのビートに「ラリサと呼べ」というそのまんま過ぎるサビ!!! 最高です。潔い。
ベスト新人アーティスト
ベスト新人アーティストでは、デビューから3年以内のグループに注目していきます。本題に入る前に、今年デビューした新人ガールズグループをざっくりまとめました。
- PURPLE KISS
- TRI.BE
- PIXY
- MAJORS
- HOT ISSUE
- LIGHTSUM
- SKYLE
- Posh Girls
- Hi-L
- ICHILLIN'
- bugAboo
- IVE
2021年デビュー組強くないか……? パプキスとかトライビはもう結構知名度ありますよね。火気厳禁が推したい今年デビューのグループはICHILLIN'ですが……。
シンプルに曲が良いのでまだ聴いたことがないという方は是非聴いてください。聴いたことがあるという方ももう1回聴いてください。火気厳禁の推しはE.JIちゃんです。お顔がitzyのユナ系で可愛い。
さて、本題に戻りましょう。やはりaespaは2021年のK-POPシーンを語る上で欠かせない新人グループでしょう。今年5月に「Next Level」、10月に初のEP「Savage」をリリースし、壮大過ぎる世界観とエゲツないパフォーマンスを披露しました。
「Savage」最初曲だけ聴いて最初の「Oh my gosh, Don't you know I'm a Savage?」て震えたもんな。カッコ良過ぎて。
でもやっぱり火気厳禁にとっての今年のベスト新人アーティストはSTAYC!!
今年4月に「ASAP」をリリースし、中毒性のある楽曲で中小事務所の新人グループとは思えないチャートアクションを見せました。「ASAP」の革新性については私のTwitter見てもらった方が良いと思います(笑)。「from:@kaki_genkin ASAP」「from:@kaki_genkin STAYC」で検索。
その半年後にEP「STEREOTYPE」をリリース。彼女たちの掲げる「ティーンフレッシュ」コンセプトを体現するような爽やかでかつ思春期の葛藤を描いたような歌詞に心を打たれます。最高。この爽やかカワイイ雰囲気のグループが2020年にドーンとデビューしてくれたことに感謝ですね。上半期のシーン分析で「ガルクラブームの終焉」の話をしたような気がしますが、やはり今後のシーンのトレンドセッターはSTAYCなのではないでしょうか。
あと今年デビューアーティストで言うとチョユリのデビュー曲「GLASSY」良かったですね。
ベストHIPHOPアーティスト
さてこちらでは今年のベストHIPHOPアーティストを選考、発表していきます。とはいえそこまでK-HIPHOP詳しい訳ではないのでその旨読者の皆様にはご理解頂きたく……。
(G)I-DLEソヨンのソロアルバム「Windy」は凄かったですね。彼女のポップセンスからアングラっぽいゴリゴリのラップまで余すことなく楽しめるEPでした。こないだ紹介したColdeとドルガバとのコラボ曲も良かったです。
「喰らったな~~~~」っていうのはCLの『ALPHA』ですね。自身のキャリアを振り返りつつ「さくらんぼの茎を舌で結ぶように 私に不可能は無い」と言い切るアルバムリード曲「Tie a Cherry」ホントにヤバいっす。言葉のウェイトが全然違う。
そんなあんまり詳しくない火気厳禁から見ても盛り上がっていたK-HIPHOPシーンから選ぶ今年のベストHIPHOPアーティストは、Sauce Cartelのラッパー、lil cherryです。
ユニークで強烈なビジュアル、トレンド感満載なマンブルラップ、フューチャリスティックなTrapビートという"今"のトレンドの半歩先を行くような作品で今年のシーンを席巻しました。まさかヒョヨン客演に呼ぶとは……。
Balming TigerのOmega Sapien、彼女と同じくSauce CartelのGOLDBUDDHAとK-POPでもお馴染みのプロデューサーCHOICE37とのコラボ曲もリリース。
客演作品も多かったですね。前述のCLの作品にOmega Sapien、SMTMでの楽曲がヴァイラルヒット中のsokodomoと参加した「SPICY」、若手ハイパーポップ系ラッパーDayrickの「Everyday」、Balming Tigerのleesuho「idol」に参加(Youtube上がってなかったのでApple Musicで)。彼女も業界内外問わず人気が上がってきている印象です。
12月入ってからもソロ曲「PYE LIFE」をリリース。勢いホントパないな……。88rising主催のフェスにも出演するなどグローバルに人気を拡げている印象もあります。今後も注目。
ベストソング
火気厳禁が今年単純にめっちゃ聴いた曲をご紹介。
ベスト新人でも紹介しましたがSTAYCのASAPはむちゃくちゃ聴きました。中毒性高い。
WJSN THE BLACKの「Easy」 も今年リリースの曲の中ではかなりお気に入りです。"陽"のイメージがあるファンクですがこの4人で大人っぽくセクシーにパフォーマンスしていてトレンドに乗っかりつつ若干ハズしてる感じがニクい。
ベストイル活楽曲
火気厳禁が今年聴いて感動した日本でのリリース楽曲をご紹介。まずはRocket Punchの「BIM BAM BUM(Japanese ver.)」です。
いや~~~~~~~原曲の良さを完全に活かしたまま見事に訳詞がついてて最高っすわ。
でもやっぱりベストはLOONAの日本オリジナル曲「HULA HOOP」です。
もうこのブログでず~~~~っと良さを語ってるので過去記事を読んで欲しいのですが(笑)、ジャストで日本市場に当てに来てる感じが変じゃなく彼女たちの世界観・コンセプトと両立出来ている点が素晴らしいですね。来年は日本でイベントとかやってほしい(やれるようになっていてほしい)。
ベストアルバム
最後に今年リリースのアルバムの中で良かったものをご紹介。
TWICEの「formula of love」のやつ(正式名称わからん)むっちゃくちゃ良かった……。冒頭でも書きましたがこんだけ数出してて全部良いって本当に凄いと思います。
OH MY GIRLの「Dear OHMYGIRL」も良かったですね。彼女たちのファンシーでハッピーな世界観はそのままに、音楽は実験的な要素もあったりして面白いアルバムでした。「Quest」がお気に入りですね。
K-indieからもご紹介。SUMIN & Slom 「MINISERIES」は喰らいましたね~。R&B、ネオソウル、渋谷系っぽいところまで「好きなジャンル全部乗せ」みたいなアルバムで最高でした。必聴。
meenoi 「In My Room」も良かった~~~~! 初のフルアルバムということでmeenoiならではの軽やかなボーカルとラブリーな世界観がアルバムを通して楽しめる最高の盤でした。
ということで! 火気厳禁が選ぶK-POPベスト・オブ・イヤー2021でした!! ただただ好きな曲の話をもう一回しただけな感じがしなくもないですがまあいいでしょう!!(笑)
次回は今年最後の更新となる12月カムバックアーティスト特集です。お楽しみに!
この記事が面白かったら下のボタンから支援よろしくお願いします!
※頂いた支援は書籍、音源、楽曲制作関連(機材やプラグイン)の購入に充てられます。あなたの支援で記事のクオリティが上がる!