火気厳禁のハングル畑でつかまえて

火気厳禁のハングル畑でつかまえて

半地下のオタクがK-POPを語るブログ

20201212/火気厳禁が選ぶ!K-POPベスト・オブ・イヤー2020

皆様ごきげんよう。火気厳禁で御座います。当ブログの読者数が2ケタ到達ということで、ありがとうございます。少し早いですが来年もご愛顧のほどよろしくお願いします。

今回は「火気厳禁が選ぶ! KPOPベスト・オブ・イヤー2020」ということで、火気厳禁の独断と偏見でセレクトした年間ベストを7つの部門に分けて発表していきます。大仰に言ってますが年間通して自分が1番聴いた/印象に残った曲やらアーティストの活動を書いていきますということです(笑)。

今年の1月1日から12月10日までが選考対象です。火気厳禁はほとんど女性グループしか聴かないので、その点もご理解の上読んでくだされば幸いで御座います。

 

ベストアーティスト(グループ)

BTSビルボードで首位取ったりグラミーノミネートされたりなど、昨年に続きK-POP人気が欧米メインストリームにも拡大してきた2020年。そんな中で火気厳禁がベストアーティストに選ぶのはやっぱりBLACKPINKです。

 

www.youtube.com

 

昨年末にはアメリカ最大級フェス「コーチェラ」に出演し人気を証明したBLACKPINK。今年4月にレディー・ガガとのコラボ曲「Sour Candy」、9月リリースのアルバム先行シングル「Ice Cream(with Selena Gomez)」ではセレーナ・ゴメスとのコラボを実現し、国際的アーティストとしての地位を強固にしました。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

そして10月にはデビュー4年目にして初のフルアルバム「The Album」をリリース。アルバムにはいつもの制作陣に を加え、サウンド面も更に豪華に。前述の「Ice Cream」だけでなく米人気ラッパーのカーディ Bを迎えた「Bet you wanna(Cardi B)」も収録されています。2020年のK-POPヨジャグルシーンを振り返って見るに、やはりBLACKPINKは名実共に欧米でのK-POP人気を象徴するガールズグループだと言えるでしょう。ということでベストアーティストはBLACKPINKでした。

 

www.youtube.com

 

ベストアーティスト(ソロ)

ソロと言えば大体僕が聴くのは元アイドルグループ所属で今ソロやってる方かR&B系のシンガーとかになってしまい、それはそれで偏っているのですが、 中でも八面六臂の活躍を魅せてくれたのがSSWのBIBIです。

当ブログでは初出はSSWも凄いぞ韓国の回。オーディション番組からメジャーになったという経歴を持つ方で、歌唱スキルは勿論ファニーなキャラクターや出で立ちなど含め音楽シーンで注目を浴びる存在です。

今年は4枚のシングルをリリース、「AUTOMATIC」Remixに参加と、コンスタントに活動を行っていました。特に「KAZINO」はゴリゴリのTrapスタイルのトラックにクールな質感の歌声が乗って唯一無二の楽曲になってます。MVもむちゃくちゃカッコいいんだよな……。

 

www.youtube.com

 

ブラックミュージックを扱う韓国のメディアDingo Freestyleとのコラボ楽曲「쉬가릿 (cigarette and condom)」も良かったです。性愛をテーマにしたリリカルな歌詞と、こちらもTrapを取り入れたサウンドを展開。リリース時にはDingo Freestyleの名企画「Killing Verse」で今までの楽曲をメドレーで披露しています。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

またTWICEの「MORE&MORE」に作詞で参加。TWICEの活動曲に参加って凄いな。宇多田ヒカルが乃木坂に歌詞書くみたいなもん?(多分違う)

 

www.youtube.com

 

ということで、ソロのベストアーティストはBIBIでした。

 

ベスト新人アーティスト

2020年は特に新人女性グループが数多くデビューした印象がありますが、詳しく見ていくと日本人メンバー所属のwoo!ah!、BOTOPASS、Bling Bling、STAYC、SMの大型新人グルaespaに加えK-POP業界初の黒人系メンバー所属BlackSwanもデビューしました。そんな中でも今年火気厳禁が1番注目していたのはC9エンタから今年2月にデビューしたcignatureです!!

 

www.youtube.com

 

ド派手でドポップ、これはアクなのかコクなのか分からない(褒めてます)感じのEDMソング「Nun Nu Nan Na」でデビューしたcignature。そのインパクトがクセになるタイプの楽曲で、 華やかにデビューを飾りました。続く2nd「ASSA」では勢いそのままに洗練されたクールネスを提示。

 

www.youtube.com

 

ここ最近のガルクラブームの色の扱いって大体ギラギラの蛍光色か赤黒でまとめるかの2択だと思うんですけど、「ASSA」MVはその両方を取って更にラメを足した感じで非常に良いと思います。衣装数も何気多いし。このグループはメンバーの声が全体的に可愛らしいのがこの爽やかな印象に繋がってるんじゃないかな。

 

www.youtube.com

 

最新曲「ARISONG」もメロディと展開のクセが凄い。ちょっと音ゲー曲っぽくないですか?

ということでベスト新人アーティストはcignatureでした。本当だったらデビュー2年目のANSを挙げたかったけど事務所とメンバーのゴタゴタで8人中7人が事務所抜けるとかいうトンデモ空中分解を繰り広げたので選外です……。「Say My Name」結構好きだったのに……。

 

www.youtube.com

 

ベストラップアーティスト

ベストラップアーティストとぶち上げましたが、そこまでちゃんとK-HIPHOP掘ってる訳でもないという……(笑)。そんな中で印象に残っているラッパーを何人か紹介していきたいと思います("ベスト"とは……)。アイドルグループのラッパーで今年印象に残っているのはCLCのイェウンです。グループとしての新曲「HELICOPTER」では複数箇所に挿入されたラップパートを華麗にこなし、

 

www.youtube.com

 

そしてMnetのオーディションバラエティ番組「GOOD GIRL」にソロで出演。出演の女性ラッパー&シンガーの中でも一際目立つ活躍を見せ話題をかっさらいました。個人的にものっすごい顔が好きなので嬉しいです。のむきよぉうぉ……。

 

www.youtube.com

 

同事務所の(G)I-DLE・ソヨンも大活躍でしたね。今年はグループで2枚のシングルをリリース。特に「Oh my god」の粘っこいフロウが好きです。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

グループ以外では元少女時代のHYOの「DESSERT」にLoopyと共に参加したり、ネットゲームLOLのキャラソンに去年に引き続き参加したりと、事務所やシーンの垣根を超えた活躍を見せてくれました。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

ガチHIPHOPシーンではAudrey Nuna。NY在住の韓国系ラッパーだそうで。

 

www.youtube.com

 

TOKYO DRIFT FREESTYLEで88risingにフックアップされてたりと今後の活躍が期待なラッパーです。

Yongyongもヤバかったですねー。いわゆるエモ系なのですが声の調子が渋めでカッコいいのが彼女の特徴。イェウンと同じく顔もむっちゃ好きです。

 

www.youtube.com

 

過去作聴くとロックサウンドをメインに据えたトラックのものが多くてミクスチャーっぽいものが多いのですが、今年リリースのEP「I'm your XYZ」ではがっつりTrapやっててめちゃくちゃ良いです。必聴。余談ですがこのヨンヨンちゃんのインスタ見てたら日本語めっちゃ上手いし踊れるしで韓国のエンタメにおける平均レベルってホントに高いなと思いました。

 

ベストソング(グループ) 

めっっっっっちゃ悩みますがやはりここはfromis_9の「Feel Good (SECRET CODE)」ですかね! 約1年と3ヶ月ぶりのカムバック曲「Feel Good」では爽やかな魅力をストレートに発揮しつつも今までより若干成長したコンセプトを披露してくれました。詳細に感想を書いたリリース時の記事がこちら。まだ日本プレデビューが延期してるんですけどどういうことっすかね……。

 

www.youtube.com

 

グループでは無いしソロでも無いけどよく聴いたのはIRENE&SEULGI「Monster」ですね。関係無いんですけどRed Velvetのツアー横浜公演がずっと延期してて「来年でもいいから開催してくれ頼む……」と思ってたら先月末中止の連絡が来ました……コロナぜってえ○す……。

 

www.youtube.com

 

ベストソング(ソロ)

ソロアーティストのベストソングは色々悩みましたが、ファサの「Maria」ということでここはひとつ……。

 

www.youtube.com

 

グループ作品で魅せる成熟した強い女性像を更に発展させたようなコンセプトを打ち出し大ヒット。MVもゴシックで猟奇的でダンスで……と色んな要素盛り沢山。強過ぎる。今年の頭に日本の若い女性層の間で「HIP」が流行ったのもあってSNSでも結構話題になっていた気がします。いやしかし何度考えても去年の11月に出た楽曲が何故あのタイミングで話題になったのか分からない……日本語版のリリースのタイミングとも違う気がするし……。

ソロアーティスト楽曲で色々思い返してたのですが、よくよく考えたらアムノレって今年の1月リリースなんですね。あれも時代の空気をちょっと先取りしてたというか、半歩早かった「うちで踊ろう」というか……。今年はチョンハの作品も良かったですし、あとおまごるのユアがソロ楽曲をリリースしたりもしましたね。R&B系だとイ・バダmeenoiは好きでよく聴きました。

 

ベスト日本語ver.ソング

今年はコロナウィルスの世界的な流行もあり、K-POP業界もかなりのダメージを受けました。いち早くオンラインライブや通話特典会などの措置を講じたのは流石IT先進国だなと思いましたが、やはり実際に国を跨いでのライブ活動やリリースは厳しかった今年。そんな中でも、数々のグループが日本のファン向けに既存曲の日本語ver.や日本オリジナル曲をリリースしてくれました。中でもOH MY GIRLの「Lemonade」はかなりのクオリティでした。

 

open.spotify.com

 

今年の夏にかけて行われた3ヶ月連続日本語楽曲リリースの2つ目の楽曲。KっぽさとJっぽさのちょうど中間くらいのサウンド、夏らしい爽やかなメロディ、何より日本語詞が綺麗にハマっていて違和感無く聴ける、というKポ日本語曲ならではの懸念点も余裕でクリアしています。この爽やかさと、詞の絶妙な切なさが最高なんですよね……!! 気になって制作陣を調べたところ日本発のコライトチーム「Co-Writing Farm」所属のDaisy.O、Korivaによるものだそうで、日本にもコライトチームがあるのか……!と驚きました。

その後に出たこれまた日本オリジナル曲「Tear Rain」も同様にCo-Writing Farmに所属する宇野水木・合田竜水・小木岳司・MiRai・Ryo Itoが制作。こちらも切ない感じのミドルテンポナンバーです。

 

open.spotify.com

 

ということでベスト日本語ver.ソングはOH MY GIRLの「Lemonade」でした。

 

ベストアルバム

K-POP界隈のリリースの単位はEP、ミニアルバムが主流なので、アルバムという単位だと選考が難しいですが、今年2月リリースのIZ*ONE「BLOOM*IZ」は聴き応えがあって良いアルバムでした。

 

www.youtube.com

 

花シリーズ三部作の最後を飾る「FIESTA」を筆頭に、妖艶なラテン調楽曲「AYAYAYA」、可愛さが爆発してる「SO CURIOUS」「PINK BLUSHER」など、IZ*ONEの多様な魅力が一枚に詰まったアルバムです。特に「PINK BLUSHER」はシンセサウンドの圧とサビの本田仁美さんの甘ったるい歌唱がK-POPにおける電波系ソングの翻案なのではと思わせる作品。

改めて考えるとIZ*ONEは今年4回もリリースがあった訳で、文字通り夜も眠れない忙しさで過ごしたのではなかろうかと思うのですが、健やかに過ごしてほしいなと思うばかりです。そんなIZ*ONEの新作については次回の記事詳しく書く予定ですのでしばしお待ちを……(笑)。

今年リリースで他に印象に残っているアルバムはNCTのこないだ出たやつ(「90s Love」入ってるやつ)を何の気無しに聴いてみたら良過ぎてひっくり返ったりとか、YUKIKAの「SOUL LADY」が最近のニュートロブームを網羅しててヤバかったとかですかねー。

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

すっっっげえどうでもいいですけど「90s Love」MVのホッケー衣装で肩幅すごいことになってんの見てKanyeとLil Pumpの「I love it」を思いました。すっっげえどうでもいいな(笑)。

ミニアルバム入れていいならさっきも書きましたがfromis_9の「My Little Society」一択ですね。長過ぎる充電期間を経て"少しだけ"大人になったプロミの姿を絶妙にコンセプトに落とし込んでいて本当に良かったです。楽曲も最高なんだよなぁ…。

 

www.youtube.com

 

あとJay ParkとDJ WegunのコラボEP「Wegun Is My DJ」もむちゃくちゃに良かった。これも既出記事に書いてますので良ければチェックしてみてください。

 

www.youtube.com

 

 はい。ということで火気厳禁が独断と偏見で選ぶベスト・オブ・イヤー2020でした。振り返ってみるとやはりコロナ以前の記憶が薄くてびっくりしますね。SMの新人デビューもありましたが大手で言うと去年JYPからitzyがデビューしててもう大ブレイクしてますし、次はいよいよYGから来るか……?という雰囲気もありつつ、今年はビッヒの躍進もありましたからね。買収先からでなく独自でガールズグループデビューさせるなんて話もありますからその辺も楽しみな話です。

良い意味でも悪い意味でも色々あったK-POP業界ですが、来年はどうなることやら。楽しみです。次回は今年最後のカムバック特集! 乞うご期待。