火気厳禁のハングル畑でつかまえて

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半地下のオタクがK-POPを語るブログ

20220507/Kultural studies(GWSN編)

皆様ごきげんよう。火気厳禁です。

今回はKultural studies(GWSN編)と題しまして、GWSN(公園少女)の楽曲の中からオススメを紹介していきます。

 

GWSN(公園少女)とは

KIWIメディアグループ(現THE WAVE MUSIC)所属、2018年にデビューした7人組のグループで、日本出身のミヤ、台湾出身のソソもいる多国籍グループでもあります。グループ名は人々が集まる憩いの場である公園のような存在になりたいという想いが込められているそうです。

 

 
 
 
 
 
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さてそれでは、彼女達の楽曲をデビュー曲から順に見ていきましょう。


THE PARK IN THE NIGHT, Pt.one(2018)

Puzzle Moon

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記念すべきデビュー曲「Puzzle Moon」は、幻想的な雰囲気のサウンドが特徴のエレクトロ・ポップ。楽曲全体を通して用いられるハイトーンボーカルが可愛らしく、なおかつ儚さや神秘性を高めています。意表を突くようなラップラインの構成も素晴らしいです。


Shy Shy  

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「Shy Shy」(TWICEではない)ではリード曲と打って変わっていわゆる"K-POP"的な可愛らしさを魅せています。ラスサビ頭の音抜きが最高。

 

Melting Point  

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「Melting Point」はグループの雰囲気、コンセプトはそのままに若干Future Bassっぽさを感じるサウンドの楽曲(ジャンル違ったらすいません)。サビ終わりのレナの歌声の綺麗さと言ったら……。

 

THE PARK IN THE NIGHT, Pt.two(2019)

Pinky Star(RUN)

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「夜の公園」シリーズ2作目、「Pinky Star(RUN)」は前作「Puzzle Moon」の雰囲気を残しつつ、随所に木琴っぽいサウンドが散りばめられ幻想的な雰囲気を高めています。

MVも前作の箱庭感を引き継ぎつつよりカメラワークなど趣向を凝らしたMVになっています。ダンスブレイクもキマってますね。

 

Miss Ping Pong

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「Miss Ping Pong」は不思議でコミカルなトラック、ボーカルラインがクセになる1曲。しかしながら歌詞は「あれこれ言ってこないで、好きなように振る舞う私はMiss Ping Pong」といったitzyなどを彷彿とさせるエンパワメント系で、そのギャップも面白いです。

 

TOKTOK

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リード曲「Pinky Star」より落ち着いた雰囲気のR&B楽曲「TOKTOK」。Trapっぽいリズムパターンを用いていながら、メロディやボーカルの質感によって見事に"公園少女の曲"になっているところにコンポーザーの手腕を感じます。

 

THE PARK IN THE NIGHT, Pt.3(2019)

RED-SUN(021)

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「夜の公園」シリーズ3作目にして最高到達点と言っても過言ではない「RED-SUN(021)」。グループのトンマナとしての神秘的で謎めいた雰囲気はそのまま、アップテンポで若干攻撃的なトラックに1,2番両方に備えられたエンとミヤの中低音ラップ、ソリョンとミンジュの透き通る歌声にブチ上がるサビの展開などなどなど聴きどころ盛り沢山です。


All Mine(Coast Of Azure)

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「All Mine」は軽快なギターリフ主体の楽曲。2010年代中盤のK-POP感溢れるBメロのボーカルラインに爽やかさ溢れるサビが胸を高鳴らせるサマーチューンです。


Total Eclipse(Black Out)

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ディープハウスサウンドが最高にクールなファンソング「Total Eclipse」。アルバムリリースが夏だったこともありこちらも歌詞には「Summer Total Eclipse(夏の皆既日食)」というフレーズが印象的に用いられています。

 

the Keys(2020)

BAZOOKA!

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今までと近いテイストの楽曲ながら4つ打ちハウスのノリを導入し、よりキャッチーで明るい楽曲になっています。作曲にはこのブログでもお馴染みDsign MusicからNermin Harambašić、Anne Judith Wik、Ronny Svendsen、Harry Sommerdahl、Phat Fabe(Fabian Torsson)が参加。隙の無いエレクトロハウス楽曲となっています。

 

Tweaks ~ Heavy cloud but no rain

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こちらも四つ打ち「Tweaks ~ Heavy cloud but no rain」。ミニマルチックで抑制の効いた展開がカッコいいです。

 

the Aerialist (Wonderboy)

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冒頭からジャジーなピアノサウンドで心を掴まれる「the Aerialist (Wonderboy)」。このグループ特有の聴きやすくクセのないボーカルが存分に楽しめる良R&B楽曲です。揃いのスーツルックでキメたパフォーマンスも必見。

 

THE OTHER SIDE OF THE MOON(2021)

Like It Hot

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神秘的でキレイめな雰囲気のイントロから、サビでグルーヴィなベースが全面に出てくるダイナミックな展開が面白い1曲。作曲にはお馴染みライアンジョンを迎え、K-POPらしいケレン味を含んだ楽曲になっていると思います。

(コンポーザー調べててBAZOOKA!組続投でも良かったくない……?とは思いましたが……。曲書いてもらうのもお金かかるしそういうことだったりするんだろうか……)

 

I Can't Breathe 

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「月の裏側」というアルバムタイトルに相応しいダークな雰囲気を感じさせる1曲。サビのボーカルエフェクトや囁きコーラスからはBillie Eilishの影響も感じます。っっっっていうかミヤ様イケメン過ぎん!?!?!?!?!?

 

さて、これまでの公園少女の楽曲をリリース年順に見てきましたがいかがでしたでしょうか? 個人的に前々から活動局は好きで聴いていましたが、こうして一気に見ると(聴くと)振り付けも凝ってるしコンセプトに合った楽曲、そしてそれに合った歌声の持ち主が揃っててめちゃくちゃ良いグループだなと思いました。

そんな公園少女の全楽曲をまとめたプレイリストを作成しましたのでご活用ください。ある程度曲を絞ってプレイリストにしようと思ったけど全部良かったので全部入ってます……!!

 

 

 

ということで、Kultural studies(GWSN編)でした。次回もお楽しみに。

 

参考資料

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