皆様アンニョン。火気厳禁で御座います。暦と新聞を読む限り、我が国は
どうも、火気厳禁です。今回は毎月恒例カムバックアーティスト特集。火気厳禁が今月聴いた新譜を紹介していきます。
本日の1曲目はNCT 127「Save」。ナムドルほぼ聴かない火気厳禁がそれでもチェックするNCTですが(ただのSM楽曲好き)、今回はディープハウス系! 安定のカッコよさ!
グループアーティスト
結成7年の節目を迎えたMAMAMOOの新曲。
彼女達の歩んできた道のりの長さや険しさを思わせる歌詞と、言うまでもないですが4人の歌唱力の高さに胸を打たれます。
そしてこちらもそろそろ7年目……なTWICEが新曲をリリース!
活動曲「Alchole-Free」はボッサァ〜な夏曲。BOSSA NOVA 2021ですね(もう20年前のアルバムなのか……と思って調べたらリリースは93年でした)。ベランダでビール飲みながらこの曲聴いたら最高だったので皆さんもやってみてください。何がアルコールフリーじゃい!!(笑)
ミニアルバム『Taste of Love』は抑制の効いたシンプルかつスタイリッシュなダンスナンバーがこれでもかと収録されていてめちゃ良(りょう)なのですが、中でも個人的なお気に入りは「Scandal」ですかね。今年の夏はこの盤流しとけば間違いないっス。
こちらは新人LIGHTSUM。
プデュ出身のチョウォン、日本人メンバーの などデビュー前から注目を集めるグループ・LIGHTSUM。楽曲「Vanilla」は最近珍しいポップでキュートなコンセプトを打ち出しています。
チャート逆走で年始から話題を呼んでいるBrave Girlsが待望の新曲リリース。
2010年代前半を彷彿とさせるサウンドが逆に新鮮なサマーチューン。景気の良いMVも楽しいです。
K-POPマニア知る人ぞ知るPink Fantasyは大胆にイメチェンしてカムバック。
DreamCatcherぽさはあるものの楽曲、MVのクオリティは上がってる感じがします。あとPink Fantasyと言えば兎の被り物したメンバーがいるのが特徴でしたがなんと今回のリリースから脱いだみたいですね。
Rocket Punchがなんと吉本から日本デビュー!
既存曲の日本語ver.としては100点じゃねえ!?!??! 元々韓国語でメロディつけてあるところに訳詞乗せるのでこの手の音源は大体変な感じになるんですが、今回のロケパンのこれはちょっとヤバいっすね…………レトベルの「Rookie - Japanese ver.」とかと並ぶ出来の良さ…………そして訳詞者の情報が全然出てこない……。今後の日本オリジナル楽曲制作に吉本坂系の路線とか入ってこないよな?という心配はありつつ、イル活も楽しみですね。
そしてそしてLOONAの新曲!! ……は一旦置いといて、まずはメンバーであるチェリ、ゴウォン、キムリプ、ヨジンが参加したアニメ「ココモン」とのコラボ楽曲を。
どうやら半年ほど前にココモンのYoutube企画にチェリ、ゴウォン、キムリプの3人が出演していたのがきっかけっぽいです。
で、MVっぽいのも出てるんですけど。
ヨジン可愛い。バブ。でもやっぱこの動画の見所はキムリプでしょ。ギャップが凄い。反転魅力。
ジョンウン姫...頑張ったね...😢 pic.twitter.com/7cyfu68pg2
— さぶかく& (@Hye_sabsab) 2021年6月12日
うたのおねえさんキムリプ良過ぎんだよな〜〜〜。以上です。
ソロアーティスト(特別編)
毎月このコーナーではソロアーティストの新譜をご紹介していましたが、今月はあまりソロの新譜を聴けてない(すいません)ということで新譜じゃないけど良かったアーティスト・楽曲を紹介していきます。かろうじて聴いた新譜はQueen Wa$abiiの「Jay Park」っす。Jessiとかにも近いクセ強系フィメールラッパーという認識だったんですけど歌って踊れるんだ!という驚きとBIBIのタグだと思ってた「I need you……」がTHENEEDというビートメイカーのものだと知りこれまた驚きました。
さて特別編まずは1人目Summer Soul。昨年日本でヴァイナルがリリースされるなど日本国内でも人気が集まりつつあるSSWです。
マッチングアプリでJUSTHIS出てくる演出めっちゃ面白いな。
まさに夏聴きたくなるような少しレイドバックしたヴァイブス、一言で表すならば「チル」な雰囲気を持つ彼女の楽曲。音楽だけでなくファッションブランドも手掛けるなど、ジャンルを超えたクリエイターとしての一面も持っています。
2人目はMiso。
DEANやCrushが所属するクリエイティブチームClub Eskimoの一員にして、韓国から初めて国際的音楽イベントRedbull Music Academyに参加したアーティストであるMiso。アンニュイなボーカルと独特のトラックが持ち味です。まとまった形でのリリースは少ないものの、最近だとEpik Highの最新アルバムに参加していたりと業界での注目度は高い彼女。今後の活動にも注目です。
最後はyoura。空間系のボーカルと、メロウ過ぎず若干の緊張感のあるトラックの組み合わせが独特の凛々しさと叙情性を感じさせます。
今年の月にリリースのミニアルバム『GAUSSIAN』からリードトラックの「MIMI」は、男女の別れをテーマにした切なくも美しい楽曲。凝ったMVも必見です。このミニアルバムのリリース時にはSpotifyのK-indiesプレイリストのカバーに選ばれるなど、国内に留まらず世界から注目を集めています。
そんなyouraは毎度お馴染みdingoのKilling Voiceにも出演しています! 手っ取り早く代表曲をメドレーで聴きたい方はこちらを是非!
今月の火気pick : LOONA(이달의 소녀) - PTT(Paint The Town)
“Paint the Town”
— 이달의 소녀(LOOΠΔ) (@loonatheworld) 2021年6月11日
LOOПΔ 4th Mini Album [&]
2021.6.28 pm6 (KST) Release#이달의소녀 #LOONA #AND #PTT #PaintTheTown
LOOΠΔhttps://t.co/5CfbXHQxfn pic.twitter.com/MnULSX8rKz
待ちに待ちに待ちまくったLOONAのカムバがやって来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今回はなんと休養していたハスルの復帰もアナウンスされ、1年と約半年ぶりの完全体での活動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 更にめでたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Open your eyes
— 이달의 소녀(LOOΠΔ) (@loonatheworld) 2021年6月3日
LOOПΔ 4th Mini Album [&]
2021.6.28 pm6 (KST) Release#이달의소녀 #LOONA #하슬 #HaSeul #AND
LOOΠΔhttps://t.co/5CfbXI886V pic.twitter.com/ohQ2BB8EqK
もうね、ティザーの時点でバキバキ。お腹いっぱい。SMからの刺客(笑)・イスマンの強い影響下にあったであろう前作、前々作での演出とはまた異なるテイストを提示し、LOONAverseの文脈に近い演出がファン(Orbit)を沸かせました。
で、本編ですよ。
ボリウッドジャンルを取り入れたダンスナンバー、という珍妙なプレスリリース文に違わず、今までで最もパワフルでアグレッシヴなLOONA。全体的にボーカルのキーが高めなのがLOONAらしいと言えばLOONAらしいポイントですが、楽曲自体の構成は近年流行っているトライバルな雰囲気のEDM。熱帯ヴァイブスが夏っぽくて良いですね。チュウの跳ねるような歌唱や、12人による力強い群舞も今回のコンセプトを更に盛り上げています。
個人的に好きなポイントは2番のジンソルのパートと、短いながら存在感を放つヨジンのラップですね。チュウの前蹴りもカッコいい。けどなんと言ってもやっぱりイブ。やっぱりイブが好き(脚本三谷幸喜)。もう何? カッコ良すぎんだけど。 レザー衣装似合ってるし流行りのデニム地衣装もそつなくこなしてて素敵。ラップも良い。好きです。
特筆すべきはやはり歌詞とMVの演出で、今回はティザーからかなりキムリプがフィーチャーされていた訳ですが、MVに登場するコロッセオ的な場所もサビ終わりのフレーズ「Eclipse」も彼女のソロ曲を踏襲したものです。
OECメンバーにのみ発現する光輪の演出もこの「Eclipse」MVで見られるもの。ジンソルに至ってはニンブスの位置に輪が出てるので彼女は聖人に列せられたということなのだと思います。長らく見られなかった3人のオッドアイが妖しく輝いていますね~~~~~~激アツ~~~~~~~~~~~!!!
ハスルのイメージアニマルが白い鳥であること、彼女が休養に入っていた期間にリリースされた「So What」MVでの「Burn yourself」というメッセージと燃える白い羽根、そして今回のMVで燃えるハスルの肩口……、ハスルは不死鳥……ってコト……!?(ちいかわ)
曲調変わり過ぎて「LOONAverseの設定無くなったん?」みたいなコメントもちらほら見ましたがンなこたぁねえだろと。むしろ「Why Not?」ちゃんと観てれば彼女たちが月に到達したことは言わずもがな分かるはず。円環宇宙から抜け出す彼女たちの反撃の狼煙、それが「PTT(Paint The Town)」です。
さてそんなLOONAですが今作「Paint The Town」の日本語ver.もリリースされ、そして今年の9/15には正式に日本デビューが決定しています! 楽しみですね! 既に日本公式ファンクラブが立ち上がっていますので、皆さんも入会して彼女たちを応援しましょう!!
ところでプロミのイルデはどうなったんだよ……。
さて当ブログでは最近2ヶ月紹介した新譜をアルバム単位でまとめたプレイリストと、
紹介した全楽曲をまとめたプレイリストを公開中。是非ご活用くださいませ。
さーて来月は(G)I-DLEソヨンのソロ、00sギャル風味のテヨンの最新作などまだまだ期待作が盛り沢山! お楽しみに。