火気厳禁のハングル畑でつかまえて

火気厳禁のハングル畑でつかまえて

半地下のオタクがK-POPを語るブログ

20200302/声優オタクがKポ現場に来て驚いたこと

3月は「コロナに負けるな!更新強化月間」ということで、平均3,4回のところを倍くらい更新したろかなという気合でやっていきます。ラルジュ横浜公演延期にめげている場合ではない。

関係ない話ですけど地元愛知にはレジャー系の施設や映画館を運営するコロナグループがあり、そこがやっている映画館コロナワールドによく行ってました。今お客さん入ってなさそう(笑)(笑いごとではない)

「〇〇のオタクが〇〇現場に来てカルチャーショックを受けた」というツイートって一定の周期でバズってる気がしますが、私火気厳禁もK-POPにハマってそろそろ一年半。ここらで個人的に感じているKーPOPの魅力を言語化しておこうと思います。

 

資本力

まずMVにかかってる金が全然違う。画が綺麗過ぎる。巨大セットにハイブランド衣装、それも平気で5,6着使ってたり。安心の多言語字幕対応(これはファン有志が付けてたりするから難しいが)。CG処理とかも凄い。

実際BLACKPINKやitzyは「ラグジュアリー感」を推してると思うし、だからこそYSLとかPRADAとかLouis vuittonのショーにメンバーが呼ばれてるんだと思うけれども、それにしても金がかかり過ぎている。億単位の金を動かす女達、好きです。

 

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桁違いに上手いダンス

練習生として平均3年ほどダンス、歌のトレーニングを受けそこからデビューするのでみんなダンスが上手い。カルクンム(刀群舞)と言われる全員がピタっと揃った一糸乱れぬダンスは圧巻で、最初見た「La Vie en Rose」の振り付けに圧倒されました。

IZ*ONEきっかけでK-POPに入った新参オタクですが、「PRODUCE48」を見てて求められる技術水準の高さに若干引きつつも、ただダンスや歌が上手ければいい訳ではなく、本人の表現力やキャラクターもちゃんと見られてるのは日本と変わらないなと思いました(だからこそよりアイドルにとって厳しい環境だとも言える)。

 

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メイク

今でこそ「オルチャンメイク」なんつって日本でもKポアイドル風・韓国モデル風メイク術が流行ってますが、やはり本場は違うなと。ただでさえ顔が良い女子たちが更に。更に!!!! という感じでびっくりしました。カラコン使いとかも素晴らしいよね~~~。

特に僕が推したいのは髪色。パーソナルカラー分析で似合う色調を選ぶ(あるいは敢えて外す)のが主流なのですが、髪色に至っては「この色が似合う人間いるの!? アニメか!?!??」みたいな。いや見たことないわけじゃないですが、楽曲リリースの度に髪色が変わったりしても全部似合ってるとか本当にヤバい。とりあえず「LOVE BOMB」期のナギョンちゃん見て。頭が仮面ライダーW状態(もしくはキカイダー)。

 

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新曲リリース=カムバック

韓国のアイドルちゃんは楽曲リリース後1,2ヶ月しかメディア露出せず、それ以外の時期は基本的にテレビ出演やイベントは無いと。(モデル業とかCMとか大規模ツアーは別だと思われる)

よって新曲のリリースはカムバックと呼ばれ、熱狂を持って迎えられるわけです。日本のアイドルはテレビやラジオのレギュラーで年間通して見れる/聴ける機会があるので、その活動周期の違いに驚きました。

とはいえYoutubeやV LIVE(K-POPに強い配信アプリ)でオフショット動画が随時配信されるんですが。

 

接近案件もある

で、そんな資本と技術を駆使してより可愛く美しくなっているアイドルちゃんなのですが、なんといわゆる接近(接触)イベすらあると。

いや実在するかどうかすら怪しいのに目の前でサイン書いてくれるんすか!? しかも剥がしキツくないんすか??!?! 韓国のイベント行きてえ!!!!!  誰かアテンドしてください……1人じゃ怖いので……。

 

基本撮影可

で、そんなイベントの様子、ライブ中も基本的に撮影可能。というかじゃんじゃん撮ってSNS上げてくれみたいな感じ(とはいえ空港出入り待ちとかはガッツき過ぎるとアレらしいが)。そうしてインターネット上にファンが写真をばら撒くことによって更にファンが増えていくというサイクルがあると。勿論撮影可にすることで良いことばっかりあるという訳ではないんでしょうけども、少なくとも自分は有志撮影の写真きっかけでハマったグループもあってその感じは新鮮でした。サイン会撮れる、しかも動画で、って圧倒的に良くない??? だって「自分が接近した時推しはこんな風に可愛かったんだぜ」って動画上げられるんでしょ????? このボースティングと布教が同時に出来る感じやばくない?????? 行きてえ………。

 

ファンの名称が公式で決まってる

元いた(今もいるけど)声優界隈ではファンの名称をラジオ番組とかで募集して決めるしゃらくさい文化があるのですがKポはファンネームが公式で決まっててびっくりしました。でしかも元々グループ名が結構凝って作られてるからファンの名称も意味がちゃんとある感じで素敵なんですよね。「IZ*ONE」→「WIZ*ONE」(メンバーが12人→IZ、IZ→WIZ(with))とか。こういうのも結局「ファンが自称したくなるようなもの」じゃないと意味がないってことなんだろうなー。

 

メンバーの共同生活

一番カルチャーショックを受けたのが、グループメンバーが事務所の宿舎で共同生活しているということ。新人・ベテラン関係なく、活動中のグループは休暇時期以外は宿舎で一緒に生活しているということで、百合営業なんてもんじゃなく、苦楽を共にする家族としてメンバー間の関係性があると。エッッッモ…………。

特に若いガールズグループなんかはキャッキャウフフしてる様子がたまらなくカワイイし、きららアニメを見てるような癒やしがある。そしてその癒やされた状態から更に色々通り越して孫を見てるような気持ちになってくる。どうか健康で楽しく暮らしててくれ……金は俺が払う……。 

 

www.vlive.tv

 

まとめ

とにかくK-POPっていうのは、ガールズグループに限って言えば「顔が良い女性達が・莫大な資本力を背景に・同じ釜の飯を食い・物凄いパフォーマンスをして・その全てをファンが享受出来る」というコンテンツなのだと。詳しくないのでなんとも言えませんが、恐らくボーイズグループも大部分一緒だと思います。

元々声優アイドルっていう、地下でもなければメジャーでもないっていう微妙な立ち位置のアイドルコンテンツを追っていて、突然Kポに触れ見事ハマった訳ですが、そもそもファッションとか音楽が好きなこと、あと個人的な要因ですが好みの顔のタイプがK-POPコンテンツの方が圧倒的に多かった、というのがあります。

「音」「ビジュアル」にこだわって作られたK-POPのプロダクトが結果的に欧米市場までしっかり波及している現状を見るに、やはり「なるべく多くの人に刺さるモノづくり」を徹底して行っていて、結局MV見ないと話始まらないな。と思います。(逆にMVを見るところまで行ったら勝ち、ってことよね)

 

ということで、3月1発目の更新でした。次回はグループ特集記事です! お楽しみに~~~。