皆様アンニョン。解散済みグループ特集「旧譜digレポート」シリーズ第2弾、今回はEXID特集。好きだった方も初めて名前を聞く方も是非楽しんでいってください。
グループ概要
2012年にBANANA Cultureからデビュー、グループ名は「EXCEED IN DREAMING (夢を越える)」という由来があります。当初はメンバー6人だったが最終的にLE、ハニ、ヘリン、ソルジ、ジョンファの5人に。
2021年はBrave Girlsのチャート逆走が話題になりましたが、このEXIDも軍の慰問公演でのハニの映像がきっかけで人気に火が付きました。プロデューサーは新沙洞の虎(シンサドンホレンイ)、ソウル、ファンクに軸足を置いた楽曲を展開。2019年に契約満了、現在はハニが女優、LEが大学教授として活動中です。
さてここからはアルバム単位(一部シングルも含む)で楽曲を振り返っていきましょう。
Hippity Hop(2012年8月13日)
I Feel Good
往年のK-POP的ゴリゴリパーティチューン「I Feel Good」。2012年当時のK-POPの雰囲気バリバリで面白いですね。ってかこれ10年前の曲なのか……。
Think about
今の耳で聴くと完全にシティポップな「Think about」。イントロから景気の良いストリングスがたまらん。
Ah Yeah(2015年4月14日)
Up & Down
EXIDといえばこれ!な大ヒット曲「UP&DOWN」。エレクトロスウィング的なビートとウィアレのフレーズが癖になる1曲で、この曲でEXIDの方向性が固まったといっても過言ではないでしょう。
Without U
爽やかに別れを歌い上げる「Without U」。R&Bを基調としながらエレクトロポップの要素を取り入れ、キャッチーかつボーカルワークの魅力を最大限に活かした1曲です。
Todak Todak
「Todak Todak」のタイトルは優しく叩く擬音語「とんとん」をハングルで言ったもの。疲れて眠っている恋人を優しく労う歌詞にオールドスクールなエレピのピロピロサウンドがたまらん……!
Street(2016年6月1日)
L.I.E
彼氏の嘘にもう飽き飽き、浮気しても見つけ出すわよという歌詞の楽曲。プロデュースにはシンサドンホレンイとメンバーのLE! 間違いない! 色々とギリアウトじゃね?なビデオも是非見て頂きたいです。笑 アルバム収録のこの曲はなんとレゲエ調! そちらも是非聴いてみてください!
Cream
こちらはオシャレハウスソング「Cream」。甘い誘惑をクリームに例え「この関係が私をダメにする」と歌った楽曲です。終盤に入るブラスがまたカッコいいんですよね~~~。
「Don't want a drive」、イントロがモモレンの「BBoom BBoom」に激似のエレクトロ・トロット風「Are you hungry?」(モモレンのが後です)なども収録されています。是非聴いてみてください。
Eclipse(2017年4月10日)
Boy
アルバム『Eclipse』の活動時期はメンバーのソルジが活動休止に。4人体制での活動ですが、従来の勢いを落とさず絶妙なイメージチェンジに成功しています。静謐なフューチャーベース、トリップホップ系R&B楽曲「Boy」はサビで一転する展開が激しくてクール! このセクシーさはやはりEXIDにしか出せないのではないでしょうか。ハニ綺麗過ぎん???
Night Rather Than Day
「昼より夜の方が好き、早く会おうよ」という大人っぽい歌詞ながら、ブラスの感じが軽快で明るくエロくなりすぎてない感じがなんとも上手い。
Velvet
ラッパーLEのソロ曲「Velvet」。ですがラップ主体のHIPHOPではなくめちゃくちゃオシャレなR&B系の楽曲です。歌というよりはラップに近い歌唱ですが、このトーンを落とした感じの雰囲気のフロウも情感があって良い。
Full Moon(2017年11月7日)
DDD
声ネタループ系トラック、アイデンティティであるHIPHOP、R&Bの要素が強い「DDD」。歌唱力豊かなメンバーが入れ代わり立ち代わりパートを繋いでいく展開に1,2番どっちにもLEのラップパートが入る構成はEXIDの黄金パターンですね。最高。
Too good to me
「あなたは私にとって"良い人"過ぎる」という別れの言葉を突きつける「Without U」にも近い雰囲気の楽曲。ハウスっぽいテンポ感が楽しい。このグループほど「綺麗でカッコいいお姉さん」感のあるグループもそうそういない……。
Lady(2018年4月2日)
オールドスクールHIPHOPとお得意のR&Bテイストの融合。このレトロテイストも安心感がありますね。流石シンサドンホレンイ。
I LOVE YOU(2018年11月21日)
この曲でEXIDを知ったのですが、音楽番組でのファンの歓声を聞いて「人気凄いな……」とぶったまげました。こちらも声ネタループ、ほとんど手癖で作ったみたいな展開だけどそれがいい。ダンスもカッコイイんだよな〜~~!
ME&YOU(2019年5月15日)
ME&YOU
事実上最後の活動曲「ME&YOU」はもはや定番と言ってもいいムーンバートンジャンル。ウェディングドレス衣装が眩しいです。
We Are…
2曲目に収録されている「We Are...」はファンに今までの感謝を伝えるいわゆる"ファンソング"。このタイプの曲って大体ピアノサウンド主体のバラードみたいな曲が多いのですがさっすがEXID、泣きメロR&B楽曲で最高です。
さてここからは彼女たちの日本での活動も振り返ってみましょう。
TROUBLE(2019年4月3日)
The Beauty is Guilty!?
日本活動第一弾オリジナル曲「The Beauty is Guilty!?」はm-floのTaku Takahashiが手掛けるダンスホール系の楽曲。自信満々系の歌詞ですがこの5人が歌うと説得力凄いわ……。
TROUBLE
☆Taku Takahashiによるオシャレ2stepハウスソング「TROUBLE」。歌詞で表現される等身大の女性像も今までの"強い""カッコいい"イメージより親しみが持ててまた良いな~~~。
Cookie & Cream
「Cookie & Cream」は本国コンセプトを引き継いだ雰囲気のR&B。エロカッコいい(死語)。
B.L.E.S.S.E.D(2020年8月19日)
Bad Girl For You
アルバムのリリースに先駆けてシングルカットされた「Bad Girl For You」。勿論歌唱もトラックも素晴らしいのですが白眉なのは日韓英入り交じった歌詞! 韓国でのリリース楽曲を日本語ver.にする場合に一部韓国語を残すパターンはたまに見受けられますが、日本オリジナル曲で韓国語が入っているのはかなり珍しいと思います。
B.L.E.S.S.E.D
本国での活動終了後、でも日本での活動契約は終わっていないということで最後のリリースとなったアルバム『B.L.E.S.S.E.D』のタイトルトラック。歌詞も今までの活動を振り返りつつファンに感謝を伝えるような内容になっており、ブラスサウンド主体のトラックもセレブレーションな雰囲気があり良いです。アルバムにはこの韓国語ver.も収録されています。
と、いうことで旧譜digレポートEXID編でした~。今回も紹介した楽曲と、紹介は出来なかったけどオススメの楽曲をまとめたプレイリストを作成しました! 記事を読んで気になった方は是非ご活用ください。
それではまた次回~~~~~!
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