火気厳禁のハングル畑でつかまえて

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半地下のオタクがK-POPを語るブログ

20181214/IZ*ONE

えー、一ヶ月ぶりですか。毎週日曜更新という枷を自らに科していたのですが、ここのところ忙しくなかなか手をつけられませんで。いやはや、まあ、色々遊んでいてブログを書く暇がなかったというだけなんですけども。

リハビリを兼ねて色々カットしてですね、今回は、今最も注目すべきK-POPアイドルグループ「IZ*ONE」(アイズワン)について特集していきたいと思います。

では今日の一曲目、IZ*ONEで「Ra Vie en Rose」。

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はい。「前口上と〆挨拶」、お相手は火気厳禁です。今回はIZ*ONE特集をお送りしております。

IZ*ONEは韓国のオーディション番組「PRODUCE 101」の派生系、「PRODUCE 48」の選抜メンバー12名からなるユニットなのですが、特徴として日韓混成ユニットであることが挙げられます。勘の良い御仁ならお気づきでしょうが、48、つまり日本のAKBグループもオーディション候補生として総勢96名の中に含まれていたと。

初めから日韓別枠で合格の枠が決まっていたわけではなく、純粋に実力のみ、また韓国内からのみ視聴者投票が可能、とドメスティックな展開の元でオーディションが行われ、結果メンバー12名のうち3名が日本人という構成。それでもK-POPらしいハイレベルな歌唱は聴いていただいた「La Vie en Rose」からも分かることでしょう。むしろ日本人のアイドル然とした甘めの声が良いアクセントとなっているように思いますね。

オーディションに使われた楽曲もかなり良いので紹介したいのですが、とりあえず「PRODUCE 48」最終回での「好きになっちゃうんだろう?」のパフォーマンスを見ていただきましょう。これは全編日本語詞、唯一の秋元康作詞のものです。これはIZ*ONEのアルバムにも収録されてますが、番組バージョンだと僕の推しのイェナちゃんがセンターやってるのでそこも注目してください。それでは本日二曲目、「好きになっちゃうんだろう?」です。どうぞ。

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はい。如何でしたでしょうか。僕はこのユニットを、このブログの元ネタ的な存在である「菊地成孔の粋な夜電波」の韓流最高最終会議の回で知ったのですが、digっていってこの曲が刺さりまくってしまって。日本人の血に入ってるんですかね。秋元イズムが。

IZ*ONEの魅力は勿論楽曲やパフォーマンスにあると言えるのですが、K-POPで言われる「ガールクラッシュ」、つまり女の子であってもクラクラしちゃうような魅力を持ったアイドル像ですね。その要素が主にルックス面において非常に強い、日本人メンバーの宮脇咲良さんは国内外問わず人気がありますし、「La Vie en Rose」センターのウォニョンちゃんにも言えることだと思います。つまり、ポップス的な射程、一般層に「曲から入って推しが見つかる」的な認識でウケていく、というよりは「若い女の子が『ああなりたい』」と思うようなアイドル、オタクは勿論、韓国文化に興味のある若い層にも十分ウケるだろうというか、昨年あったTWICEやBLACKPINKの日本でのヒットの波に乗って来ると思います。韓国国内ではこのようなアイドルポップスが日本より一般的に受け入れられているのは言うまでもないですが。

 

とまあリハビリはこの辺で、余力があれば今週日曜も更新します。エンディングBGMは菊地成孔さんによる少女時代「the boys」のラップMIXでお別れです。

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